夏のはじめのよく晴れた日。
あこがれの薩摩切子をお迎えに。

高校3年生の頃、在籍していたダンス部で鹿児島の伝統工芸品である「薩摩切子」をテーマに作品づくり。
当時も部員全員で薩摩切子工場を見学させていただき、ダンス創作へ向けて、薩摩切子への理解と作品への想いがより深まった記憶。
西南戦争などの影響により一度は途絶えた薩摩切子でしたが、およそ100年のときを経て、職人さんらの手により復元。
「ぼかし」が特徴でそれはそれは手の込んだ、唯一無二の薩摩切子。
高校生の私にとって簡単には手の届かない、あこがれの薩摩切子。
「いつか、薩摩切子に似合う大人になって自分の手でお迎えしたい」と思うように。

この夏、地元霧島市のお祭りMCを担当させていただくことが決まり、浴衣の衣装合わせで帯が赤色。
「赤色のイヤリングが欲しいな」
と思ったと同時に、
「薩摩切子をお迎えしよう。紅色の。…迎えるなら、今だ。」
と、自然と心が薩摩切子に向かいました。


自分なりの正装で、電車に揺られ、新しくできた「仙巌園駅」に降り立ち向かったのは、「磯工芸館」
(迎えるなら想い出のここが良いなと、ぼんやり思っていた)
きらめくシェル(貝)型「金赤(きんあか)」のイヤリングを無事迎えられました。
ほどよい重厚感と滑らかな手ざわり。
耳たぶをしっかりキャッチするのに、長く着けていても全く痛くならない。
ガラスだけどやわらかい感じがして心地よい。

お祭りMCで無事デビューしました♪
これからたくさん一緒に出かけて
大切に大切に、想い出を重ねていこう🤲🏻
ps.ちなみに、薩摩切子は今年で復元40周年を迎えます。
https://satsumakiriko.co.jp/blogs/news/%E5%B3%B6%E6%B4%A5%E8%96%A9%E6%91%A9%E5%88%87%E5%AD%90%E5%BE%A9%E5%85%8340%E5%91%A8%E5%B9%B4?srsltid=AfmBOoqjS9nGWKcdpbGzaBYTm90sshOiqvKBK9VXDjcC-6-ZztbtLNy6

四元りな
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